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葬儀の受付では気をつけたいことは?受付係の仕事内容を紹介!

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ほとんどの場合、人が亡くなる知らせを受けるのは急なことです。そして、通夜や葬儀に参列することになるのも急なことがほとんどです。

 

急に通夜や葬儀に参列しなければならなくなった時に知っておきたいマナーの一つとして受付での対応があります。

 

「受付ってなにするの?」「いつ香典出すの?」「なんて言って香典出すんだっけ?」こんな疑問は浮かびませんでしたか?葬儀に初めて参列する人は分からないことだらけですよね。

 

実は参列経験がある人でも意外とマナー違反している人もいるんです!また、会社関係または友人の方で受付係をお願いされることがあります。ただ、経験したことがなく何をしたらよいか分からないという人がほとんどだと思います。

 

ですので、今回は通夜や葬儀に参列した際の受付でのマナーと、受付係での仕事内容や注意点について紹介させていただきます。

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葬儀の受付で気を付けたいことは?

2020 04 23 22h23 17 - 葬儀の受付では気をつけたいことは?受付係の仕事内容を紹介!

通夜や葬儀に参列することになった場合、自宅で服装や念珠、香典を準備して葬儀場に向かうことだと思います。

 

葬儀に参列した経験がある方は何の問題もないのですが、初めての方が意外とわからないのが「受付」の仕方なんです。

 

受付でやることは芳名帳または芳名カードに記入し受付に香典を出す、流れで言ったらこれだけなんです。しかし、知らないと何をどうしていいのかわからないものです。では「受付」で気を付けることは何でしょう。

芳名帳の場合

芳名帳の場合は記帳をするのは受付係の人がいるテーブルに置かれています。会葬者は受付まで行きあいさつをして記帳をします。その時のあいさつは「この度はご愁傷さまです」が良いでしょう。

 

香典を袱紗から出し両手で受付係へ渡します。この時には「御霊前へとお供えください」と伝えると丁寧です。返礼品の引換券がある場合は受け取ります。

芳名カードの場合

芳名カードの場合は直接受付ではなく、まずは記帳所へ行きカードに記入します。記入した芳名カードを持ち受付へ持って行きます。

 

「この度はご愁傷さまです」とあいさつした後に、芳名カードと香典を受付係へ渡します。香典は袱紗から出し両手で渡しましょう。

 

香典を渡すときは「御霊前へお供えください」と伝えると丁寧です。返礼品の引換券がある場合は受け取ります。

 

葬儀のあいさつははっきり声にしてはいけません。「この度は…」と最後の方は聞こえないぐらいにすることによって悲しみを表すとも言います。

 

芳名カードの場合は自分で記入したカードを持って受付に行きますが、記入したカードを記帳所に置いて行ってしまう人もよく見かけますので気を付けてください。

葬儀の受付係の仕事ってなに?

2020 04 20 15h34 55 - 葬儀の受付では気をつけたいことは?受付係の仕事内容を紹介!

受付係とは通夜や葬儀において参列者が受付を済ませる際に記帳を案内したり香典を預かる仕事を担う人を言います。また預かった香典の金額を集計し管理する仕事も受付係の中に含まれます。

 

受付係は喪主からお手伝いを頼まれますが、会社関係や友人・近所関係・自治会などの人にお願いされることが多いです。

 

また家族葬で行う場合は親戚の中で故人との血縁関係が遠い方にお願いすることもあり、時には学生さんが受付係になることもありますので難しい仕事ではありません。

 

しかし、わざわざ足を運んで供養に来てくださった会葬者が一番最初に接するのが受付係になります。失礼な対応や態度を取ることはしてはいけません。

 

昔からのやり方なのかもしれませんが、自治会関係の男の人たちが、踏ん反り返って受付のカウンターの席に座り、お酒を飲みながら偉そうに対応している葬儀に出くわしたことがあります。

 

正直気持ちがいいものではなかったのを覚えています。「田舎だから?」「土地柄?」とも思いましたが、「喪主からお願いされてそれはどうなの?」が素直な感想です。おそらく別の地域から会葬に来た人は自分と同じ感想を持ったはず…。

 

話はそれましたが、喪主に成り代わり来ていただいた方に感謝の気持ちを持ち対応するようにしましょう。

 

受付係には会計係として会葬者から受け取った香典を集計し管理するという事も仕事の一つです。会葬者が故人の為に用意してくれた香典を、喪主に代わり管理するのですから責任を持って行わなくてはいけません。

 

もし集計金額が合わない場合は合うまで計算しなおしをしなくてはいけなくなります。適当には扱わないよう気を付けましょう。

葬儀の受付係のやり方と注意点

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では、受付と会計のやり方について紹介させていただきます。

受付のやり方

まず、受付に来た会葬者に記帳をしてもらうようにお声がけします。記帳方法は芳名帳と芳名カードとあります。芳名帳の場合は直接受付に会葬者が来ますので、「ご記帳をお願いします」とお声がけをしてください。

 

芳名カードの場合はまず会葬者は記帳所に行き記入してもらわなくてはいけませんので、わからず受付に直接来てしまった人には「あちらでご記帳ください」と案内、記帳後受付へカードを持ってきてもらいます。

 

どちらの場合も一礼し「ご会葬ありがとうございます」と伝えると丁寧かと思います。また会葬者のお悔やみの言葉に対しは「恐れ入ります」などと返すと良いでしょう。

香典を受け取り方

会葬者から香典をいただいたら「お預かりします」と声をかけ、受け取るときは両手で丁寧に受け取るようにしてください。返礼品の引換券がある場合は「お帰りの際にお引替えください」と声をかけ渡してください。

 

受け取った香典は必ず会計の方に手渡ししてください。芳名カードを使用している場合は、カードと香典をセットにして会計に渡します。

会計のやり方

香典帳または芳名カードを使う場合があり、それによって会計のやり方も変わってきます。香典帳の場合は香典袋の名前を香典帳に書き写すところから始まります。

 

芳名カードの場合は、カードに記入されている名前と香典が同じ人の物かを確認してください。

 

次に、香典の袋からお金を出し、入っている金額を確認し香典帳または芳名カードの金額欄に入っていた金額を記入します。金額の確認し間違いがないように注意しましょう。

 

ここで金額の書き間違いをすると最後の集計で金額の差が出てしまい、会計を終わらせることができないというトラブルが起こります。

 

香典袋にお金の入れ忘れをされる会葬者の人もいます。分かった時点で葬儀スタッフに速やかにお知らせしてください。

 

相手がわかる場合直接声をかけてもらっても良いのですが、こういったことは言いづらい事でもあるかと思いますので、スタッフに任せてしまった方が良いでしょう。

 

香典帳もしくは芳名カードの金額の合計と、手元に集まっているお金の合計をそれぞれ出し、合っているか確認・集計をし、喪主に確認してもらい金額が合っていれば会計の仕事は終了になります。

 

これらが受付係の仕事になります。もちろん地域や葬儀屋さんによってやり方は多少違ってきますし、喪主さんの希望によっても違ってきます。

 

香典袋を預かるが中のお金は確認しない場合もあります。その場のやり方で行ってください。

 

また受付係の人は、葬儀屋さんが順番に焼香を案内に来ますので、その時開いている人から順番に焼香に行くようにしてください。

最後に

喪主から受付を依頼された場合、受付は喪主が対応できないことの補佐になり、喪主に代わって会葬者へ感謝を伝えることにもなりますので丁寧な対応が求められます。

 

また葬儀の受付係は香典の受け渡し、会計係はお金の集計がありますので、お願いされたときには責任を持って受けてください。

 

受付係の服装は特に葬儀参列と変わりはありません。「受付」と書かれたリボンを付けるなど、葬儀屋さんが用意しているものをつけ対応するので用意するものはありません。

 

参列者が来ていないときに気を抜いておしゃべりしてしまっている受付係を見かけますが、葬儀場であることを忘れないように気を付けてくださいね。

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