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お通夜の晩は葬儀場に宿泊する必要がある?マナーについて解説

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お葬式は前触れがありませんので時として急に対応をせまられます。もし、あなたが喪主や故人の家族ならば悲しみばかりに浸っていることはできません。

 

葬儀をするにあたってやるべきことがたくさんあるからです。また、あなたが葬儀に出席する参列者の場合でも葬儀について知っておくことは大切です。

 

ということで今回は葬儀場で宿泊する際のポイントについて紹介させていただきます。

 

あなたが故人の喪主、親族、知人、世話人どの立場であっても困ることがないようにしっかりと覚えておきましょう。

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通夜の晩は葬儀場で宿泊しなければいけないの?

2020 04 20 15h37 59 - お通夜の晩は葬儀場に宿泊する必要がある?マナーについて解説

葬儀・告別式の前日に行うお通夜では故人のそばで一晩中過ごす風習があります。

 

日本ではお通夜という文字の通り、一晩中故人を家族や友人、知人が見守ったのが始まりです。

 

ご遺体の枕元に線香を灯してお坊さんにお経をあげてもらいます。その線香とロウソクの火を夜通し絶やさないことがお通夜の目的です。

 

線香やロウソクの火は故人の道しるべになるという言い伝えがあり、絶やしてはいけないとされています。

 

そのため、お通夜には家族や親族は数名で葬儀場に宿泊をして火を守るのが当たり前だと思っている方も多いです。

 

ただ、「線香番のために必ず宿泊しなければならないの?」という問いに対しては、「必ずしも葬儀場に泊まる必用はありません」とお答えしています。

 

なぜなら、最近では線香番をしてお通夜に線香を絶やさないようにしようということが少なくなりつつあるからです。

 

それどころか、葬儀場によっては夜間に故人のそばに付き添うことができないところもあります。

 

泊まることができたとしても、防災上の関係から夜通し線香を灯すとことはできないという葬儀場もあります。

 

ですので、無理をしてまで葬儀場に宿泊する必要はありません。特に体力に自信のない方は自宅やホテルなどに宿泊するようにしましょう

 

お通夜と葬儀・告別式は2日間に続けて行われますので、夜の間はしっかりと休んで疲れを取った方が良いでしょう。

お通夜にも種類がある?3つの違いについて紹介

2020 04 20 15h25 09 - お通夜の晩は葬儀場に宿泊する必要がある?マナーについて解説

葬儀場で宿泊するのは通夜を執り行うためです。そして、故人が家族と最後の別れをする大切な時間です。

 

それでは具体的に通夜のようすを見ていきましょう。先ず「通夜」には次の3つの考え方があります。

 

「仮通夜」「半通夜」「本通夜」です。あなたが弔問客の一人である場合には、「半通夜」と「本通夜」をご一読ください。

 

あなたが喪主または故人の家族である場合には「仮通夜」と「本通夜」をざっとご覧になることをおすすめいたします。

仮通夜

仮通夜とは故人が亡くなってから通夜が行われるまでの通夜のことを言います。

 

このとき仮通夜を営むのは故人の家族や親しい親族が中心となります。

 

仮通夜では僧侶は呼ばないことが基本ですが、状況によっては枕経(まくらきょう)をあげる場合や、ごくまれですが、焼香や経をあげることがあるようです。

 

仮通夜は故人の家族と親しい親族が中心となりますから、服装についても地味であれば平服でもかまいません。但し女性は結婚指輪以外のアクセサリは身につけないようにしましょう。

半通夜

「半通夜」とは弔問客が翌日になる前に通夜を辞する時間の短い通夜です。

 

さほど親しくない親戚や知人、故人の職場関係、地域の世話人、ご近所の方の弔問など、最近はこの半通夜で済ますことがめずらしくありません。

 

半通夜であっても、親しい間柄では「通夜ぶるまい(飲食)」があるのが普通です。

本通夜

「本通夜」は夕方から1時間または3時間ほどで行われます。全体の流れは僧侶の読経、弔問客の焼香、喪主の挨拶といった形です。

 

「通夜ぶるまい」も含みます。通常、宿泊する当日はいずれかの通夜をすることになります。

 

地域や事情によって宿泊当日は「仮通夜」、翌日に「本通夜」ということもあります。

葬儀場で宿泊するために押えておくべき3つのこと

2020 04 20 15h36 40 - お通夜の晩は葬儀場に宿泊する必要がある?マナーについて解説

お通夜から葬儀・告別式までの間、葬儀場で宿泊する場合もあると思いますので、葬儀場で宿泊するために押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

宿泊する人を明確にしておく

基本的に宿泊するのは故人の喪主と家族が中心になります。ただ、故人の兄弟姉妹や親族も宿泊することが考えられます。

 

故人の家族であっても、小さなお子様がいて自宅が近ければ、あえて宿泊しないことも選択肢です。

 

注意点としては葬儀場によって宿泊人数に制限がある場合があります。葬儀社または葬儀場に確認が必要です。

葬儀場の宿泊施設について確認をする

葬儀場は旅館やホテルとは異なるため、法的な宿泊の許可を得ている場合とそうでない場合があります。

 

許可を得ていない場合には「付き添い」「仮眠」を前提とする施設です。

 

具体的には、布団がない、お風呂がない、など宿泊に適切とは言えません。できるだけ宿泊許可を得た施設を選ぶとよいでしょう。

食事の打ち合わせをしておく

宿泊する日の夜は「通夜」の仕出しやお酒の手配については忘れることはほとんどありませんが、意外に忘れがちなのは翌日の朝食です。

 

施設によっては食事の準備がないところが多いです。朝は忙しいので、ほぼ外で食事をすることは難しいです。前日に手配しておくことをおすすめします。

葬儀場で宿泊する場合の費用はいくら?

2020 04 20 15h34 55 - お通夜の晩は葬儀場に宿泊する必要がある?マナーについて解説

葬儀場で宿泊するとなると不安を感じるのは当然です。中でも多くの方が一番気にされるのは費用です。

 

葬儀にまつわる費用について知らないという方が多いので、葬儀場での宿泊費用について紹介します。

葬儀場の宿泊費用

葬儀場での宿泊の費用は、葬儀全体のパッケージに含まれている場合がほとんどで、宿泊費を別途請求されることはほとんどありません。

 

ただ、まれに宿泊は別途費用がかかるオプションの場合もあります。

 

これは「通夜ぶるまい」の飲食費用も同様です。加えて、費用には「布団代」「朝食代」など別途かかる場合があります。

 

喪主またはお金を預かる世話人の方は葬儀社の見積もりを細部まで確認するのがよいでしょう。

 

ちなみに、最近の葬儀はセット料金になっているので、何がオプションかをチェックすれば安心できると思います。

 

布団の追加は1組5000円前後、朝食は1000円前後を見込んでおきましょう。

葬儀場で宿泊する際のマナー

葬儀場で宿泊する方は以下の3つのことに気をつけるようにして下さい。

宿泊のマナーに注意

宿泊のマナーですが、ついつい通夜でお酒が入るといろいろとあるものです。

 

声が大きくなる、騒ぐ、喧嘩など、思いがよらないこともあります。近隣の迷惑にならないよう心掛けましょう。

 

また、宿泊場所によって他の葬家も宿泊している場合があります。そのため、気遣いも大切です。

 

例えば、お風呂やシャワーが共同であることもあります。利用時間帯も配慮が必要です。

飲み物を確保する

お通夜の席でお酒が入ると必ず飲料水が必要です。葬儀社が気をきかせて水の入ったピッチャーをおいていく場合もあります。

 

ただ、念のために事前に準備した方がよいでしょう。また、宿泊場所に自動販売機などがあるかも確認しておきましょう。なければコンビニなどで調達しておくことも必要です。

葬儀場での宿泊に関するQ&A

葬儀場で初めて宿泊する場合、どうしてもわからない点や不安な点がありますよね?ここではよくある質問について紹介します。

[qa-box01 title=”葬儀場で宿泊するって怖いのですが大丈夫ですか?”]「葬儀場」で宿泊と聞くとどうしても怖いというイメージがあります。

しかし、最近の葬儀場で宿泊するする場合はそんな心配はありません。まず、最近の葬儀場はとにかく清潔でホテルのような空間になっています。

そのため、思っている以上に快適に過ごすことができます。また、ご遺体は安置所が別室になっていることも多いので「怖い」と感じさせるものはありませんので安心して大丈夫です。[/qa-box01]

 

[qa-box01 title=”葬儀場で宿泊する際は何を持っていけばいいの?”]葬儀場に宿泊する際には以下のものを忘れないようにしましょう。
  • 携帯電話
  • 目覚まし
  • 礼服、ネクタイ
  • 香典、不祝儀袋、袱紗、数珠などの小物
  • 寝間着や着替え
  • 洗面用具(タオルや歯ブラシ)
  • 化粧品類
  • 小さい子がいる場合はおむつなど

特に携帯電話は葬儀社との連絡や親族または世話人さんとの連絡に欠かせない必需品ですので注意しましょう。

[/qa-box01]

まとめ

今回は葬儀場で宿泊する場合のマナーやお通夜の事前準備について紹介させていただきました。

 

最近ではほとんどの方が斎場で葬儀を行います。ですので、葬儀場に宿泊するなんてケースが増えています。

 

ただ、葬儀場によっては宿泊できなかったり、夜間に線香を灯すことは禁止だったりするケースがあります。

 

ですので、しっかりと葬儀社を選ぶようにしましょう。いつ葬儀場のお世話になるかはわかりませんが、一度調べておくといいかもしれませんね。

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