私は現在30代の女性です。これまで葬儀は参列する側が多かったですが、最近では親族側になることが増える年齢になりました。
近いうちに喪主になることもあるかもしれませんし、自分自身が棺におさまる日は必ず来るので、今から知っておくべきことは知っておきたいと思っております。
特に、喪主や、喪主のごく近親者として喪主を支えなければならないときのことですね。その時は悲しみで冷静ではいられないでしょうから、知識を得て、慌てなくてすむようにしたいです。
そんな私が最近親族として経験した葬儀は父方の祖母の葬儀で、喪主は父でした。葬儀を行ったのは「家族葬のファミーユ 松戸ホール」です。葬儀費用は100万円くらいでした。
葬儀社名 | 家族葬のファミーユ 松戸ホール |
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葬儀費用 | 100万円程度 |
評価 | [jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”] 4.00/5.00 |
目次
「家族葬のファミーユ 松戸ホール」の評価と感想
今回父が喪主を務めたので葬儀の流れを見ることができたので、勉強になりました。しっかり準備をしておきたい部分と、風習については変わってほしい部分は改善されて欲しいところです。
自由なスタイルの葬儀が今後増えてくるかもしれませんね。いちばん大切なことは、故人を納得のいくかたちで送りだすことですから、この点に終始心を注げる葬儀が、いい葬儀なのかなと思います。
それぞれが故人との思い出があります。それらをかみしめ、ともに参列した人たちとは、それぞれの思い出話に花がさき、故人の残り香に場と目頭が熱くなるような、そんな葬儀です。
この葬儀は、故人である祖母を真に慕う人たちがたくさん参列されたので、そのようなあたたかい空気感があり、よかったです。
そうでない葬儀にも参列したことがあるので、わかります。結局は参列する人たちの心で葬儀の良し悪しは決まります。葬儀会社は、豪華絢爛なオプションなどなくても、必要な設備さえ整っていれば、充分だと思います。
良かった点
豪奢すぎず、しょぼすぎずのちょうどいい規模感での葬儀でした。いかにもお金をかけてます、みたいな感じも嫌ですが、前社長の妻の葬儀なので、それなりにしっかりしている葬儀といった感じでした。
アットホームな雰囲気も出ていました。お料理はそこそこです。私は十分おいしく感じました。司会の方はとてもお上手でした。
遺族や参列者との距離感のとり方が絶妙でしたね。そっと寄り添いながらも、時には気持ちを高めるお手伝いの一声をいれたり、かと思えば、誰かにスポットをあてたい時の身のひきかたがお見事でした。
厳粛な場ですから、かなりの場数をふんでこられたのだろうなと思います。設備なども申し分なく、過不足なく整っていました。
悪かった点
悪かった点は駅からとにかく遠いことです。施設の特徴柄、仕方のないことなのかもしれませんが、歩いて40分くらいかかるのでバス必須です。ご高齢の方などは大変かもしれません。
あと、これは葬儀社というより日本の風習なのですが、お酌や取り分けるのは女性の仕事みたいな風潮は、どうにかならないものかなと思いました。
ビンの飲み物や大皿のとりわけスタイルの食べ物が少なくなってくれれば回避しやすいですが、こういう場面では、たいていビンですね。大皿もでます。平等に扱ってほしいです。
大皿は、図々しい人たちが、良い物をごっそりもっていったり、あろうことか食べ残しを大皿に戻していました。喪主よりも誰よりも偉そうな方だったので、何も言えませんでした。
葬儀場でのエピソードを紹介
ふだんいい加減なキャラで、問題もそれなりにやらかしてきた親族がいます。軽薄な人なのかと思っていました。
その人が、進行の途中に割って入る、まではいかないですが、進行を少し中断するようなかたちで、話はじめたのです。故人に向かって。送り出したくなんかねえよ、と。
冠婚葬祭は、形式や定型文の言葉ばかりで、本心が見えないことが多いです。私は葬儀は嫌いでした。参列者のうちのどれだけの人が、本当に悲しんでいるのかと思っていたからです。
お金の亡者の集まりのような葬儀にも参列したことがあるせいかと思います。ですが、この人は、違うなと。
生身の人間の、素の心から溢れ出た言葉が聞けて、嬉しかったです。故人の祖母は、たくさん愛されていることがわかりました。
葬儀社名 | 家族葬のファミーユ 松戸ホール |
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所在地 | 〒271-0061 千葉県松戸市栄町西3丁目984−1 |
電話番号 | 0120-774-887 |
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